ゆるの記録たち

ゆるっと生きていたい。

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この夜は私だけのもの

 

 

ただ、眠れなくて書いてます。ちょっと気持ち悪いポエムみたいになると思います。もしかしたら「朝起きて見たら恥ずかしい案件」になるかもしれない。しかしこれは夜がもたらす作用なので、人間には到底抗えません。潔く諦めます。

夜って不思議ですよね。もう散々語られ尽くされてるんだけど、不思議なことにまるで世界でたった1人になった感覚に陥るあれ、というか今そこにいるから、これ。

それで、いろんな夢とか妄想とか悲観に囚われて抜け出せなくなるんです。楽しくてしょうがない時もあれば厄介な時もあり。

今日は厄介な方。不安が渦を巻いて私を取り囲んでるみたいです。不安達が手を取り合って、かもめかもめしてるみたいです。そういうアニメあったなー。なんだっけ。ジブリかな。あぁ、ハウルだ。ハウルの動く城にそんなの出てきましたよね??すごい怖い感じの曲とかかかっててさぁ。。。ちっちゃい頃に見たもんなら結構トラウマ的に脳裏に残っちゃいそうなやつ。。。

...まぁ、それで、私は、しゃがみこんで目も開けられないんですよ。なんなら泣きじゃくっちゃうんですよ。こういう時ってみんなどうしてるんでしょ??私はこういう時の対処が苦手だし羊も到底数えられないので、そんな夜が明けた日にはいつも寝不足です。

内容は本当にくだらないんです。だって私の手に負えないことだから。この選択が正しいのかとかさ、将来のこととかさ、うまくいかなかったらどうしようとかさ。未来の事を悩むことほどアホらしい事はないのにね。危機管理とか、防衛本能とかは、こういうところで発揮しなくていいんですよ。ねぇ。。。

まぁ、でもじーーっと身を任せるしかないんです。だって、今は私1人だけしかいない世界だから。誰もここには入れないから。

いつかきっときっとこの夜を笑う日が来るんだよ。なんであんなことで悩んでたんだって。そんな悩んでたことなんて起こりゃしないんだよって。でも、もしかしたら泣くのかもしれない。あぁ、やっぱりそうなった、って。そうなったら嫌だなぁ。ほら、またくだらないことでまたぐるぐるしてる。あぁ...お腹すいたなぁ。私のお腹は単純だなぁ。それくらい明快になれたらなぁ。ハンバーガー食べたぁい。

 

 

いいよ、もういいよ、静まりかえったこの世界で、潔く開き直って生きるしかないんだよ。分かってたよ。そしたら、いつのまにか、いつのまにかこの世界が騒がしくなるんだよ。それで私はようやく立ち上がるんだ。

...でもね、そうなるとまた静寂を恋しがるんです。我儘ですよね。こんなに心が乱されるのにね。不思議とこの静かな世界に戻りたくなる時があるんですよ。

だからね、私はこの夜を絶対手放してやらないんだ。私だけが抱えられるものだから。

 

この夜は私だけのものなんだ。

 

 

 

おわり

 

(何の話)