ゆるの記録たち

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よくおごってくれる綺麗なお姉さんを見終えたので語らせてくれ。

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こんにちは!ゆるです。

 

Netflixにて、『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』を見終えたので感想をつらつらと書き連ねていこうと思います。完全ネタバレ含む内容&かなり個人的な感想色強めになっておりますので、ご了承ください。では早速ゴーー。

 

 

ただチョンへインが可愛いだけのラブロマンスではなかった

私、じつは一度この作品の視聴を断念しているんです。ちょうどユン・ジナ(ソンイェジン)とソ・ジュニ(チョンへイン)が両想いになってラブラブになったあたり。そう、まだまだ作品の序盤ですね。この二人の濃密なラブラブっぷりに少しお腹いっぱいになってしまいまして、なるほどこの後は、へイン君の甘々年下男子なシーンをたくさん入れてヌナ達を虜にしようってわけですね、はいはい、って感じで放置してたんです。(何様)

で、なんで満腹状態だった私がまた視聴を再開させることになったのかというと、ある日友達との会話で何気なしにこのドラマの話題が出たんです。

それで私が

「もうラブラブシーンでお腹いっぱいだわー。笑」と中断していることを伝えたら

「ちょ、おま、こっからが色んな問題が出てきて面白い展開になるんだよ!見てみぃ!」

と、今思えばとてもありがたい啓示をいただきまして、、、無事視聴を再開させたという経緯があったのでした。

 

後日視聴を開始させた私。...はい。ものの見事にハマりましたよ。8話から視聴再開したのですが、24話まで2日ほどで完走いたしました。次が気になる怒涛の展開で、なぜ半年もこのドラマを放置していたのか...もったいないことをしていたと悔みました。セクハラ・モラハラ問題、毒親問題、それに立ち向かい成長していく主人公。もちろんラブロマンスが軸にはありつつも、視聴者に伝えたいテーマとしての本題はきっと主人公の成長物語にあるのだろうなあと思いました。

 

主人公(ユン・ジナ)と母親にめちゃくちゃイライラしてしまった

これ、見る人によってとらえ方が違うんだろうと思うのですが私は主人公ユン・ジナの優柔不断さと後先考えない素直さにプチイライラしてしまいました。

父親との確執があるソ・ジュニに対して「たった一人の父親じゃない(だから仲直りしてよ)。」と言い放つところや、両家勢ぞろいの修羅場のシーンでその場をおさめるために「もう別れよう」と言ったりするところ(でも結局数時間後にはごめんね、てへぺろで戻る)、母親をなだめるためにお見合いに参加するところ、等々あげれば結構出てくるイライラポイント。なんでイライラするかというと、結局は自分が中心に置かれてるんですよね。ソ・ジュニの事を思って、とは言いつつも、それは言い訳だ!とツッコミたくなりました。

 

でもね、これってドラマの完成度としては高くない?とも思ってみてました

 

まさしく、毒親である母親に育てられた娘!って感じなんです、この主人公。あぁ、怒鳴ってヒステリーになる母親をなだめるための方法を小さいころから身に着けてきた結果なんだな、怒られるのが何よりも怖いんだな、だからこどもみたいに怒っている相手の気をそらそうとするんだなって、想像ができてユン・ジナの育ってきた背景がみえるんですよ。それってすごいですよね。なかなか、ここまで細部の凝った脚本・演出のドラマに出会えることがないので、イライラしながらも感心してしまいました。

ただ、ラストの方でユン・ジナがそこをきちんと自覚していて、「私は自分自身が一番大切みたい」と素直に認めて、ソ・ジュニと離れた後一人で耐えていた部分は切なくなりましたし、そういう素直なところがユン・ジナの魅力で人を惹きつける部分でもあるんだよなあとも思ったり。

そして全ての根源の母親がねー...毒親具合がすごいんだ!!普通のドラマだったら、どっかで親が折れるじゃないですか。もしくは、駆け落ちパターン。このドラマ逃げ場がなくて、ただ耐えるしかないから地獄なんですよね。お母さんが娘を追って夜中にソ・ジュニの家を訪ねてきた時とかホラーでしたよね。玄関モニター見た時のへイン君の顔よ...。そら怖いで。

もう、このお母さんは変われないんだろうなあと思いながら見てましたが、最後の最後で、娘に謝るシーンがありましたね。よく言ったおかん!とも思う一方で、弟が結婚して(しかも嫁の家柄は良さそう)少し安心したっていう心理からでてる言葉じゃなかろうな...と穿った視点の私もひょこっと出てきました。なんなら弟は、母親を安心させるために姉に代わって自ら犠牲になったのではとまで思ってしまった。考えすぎかな。だよね。

よく財閥ドラマで親が結婚を反対する展開になりますが、今回は一般人で、しかも普通に本人同士は釣り合っているにも関わらず家柄問題がでてきたので、現在の韓国での事情はどうなってるんだろうと気になりググってみました。結果、数年前の記事がヒットしたのですが、確かに韓国では未だ根強く家柄重視の傾向はあるみたいですね。この辺りは、留学中にぜひとも生の意見を仕入れてこようと思います。

あと、一番イライラしたのは会社のおっさんたちね。終始、汚ねーーーーー!大人の事情汚ねーーーーー!ってなりました。もう、滅セクハラパワハラモラハラ。呪文みたい。。人類みな平等でいいじゃん。。

 

姉弟が大人すぎる

ソ・ギョンソン(姉)とソ・ジュニ(弟)。。この姉弟は、見ていて心が苦しくなりました。幼いながらに大人にならざるを得なかった2人。でも、本人たちがいくら努力しようと、いくら人間性が立派であろうと、それを認めてくれない周りの人間。くうう。特に姉ちゃんの弟を思う気持ちは痛いほどに伝わってきてさあ。もう姉ちゃんには絶対に幸せになってほしい。。あと、この姉弟の父ちゃんとユン・ジナの両親はほんと対照的で、みてる分には面白かったです。一方は放任(しすぎ)主義、一方は過剰な過保護主義。そんな極端な親の元で育って、惹かれあう二人。現代版ロミジュリですかね。

 

音楽がおしゃれであった

ユン・ジナとソ・ジュニの戯れるシーンでよく流れていた音楽『stand by your man』、そしてちょっと切ないシーンでよく流れていたメインテーマ『Something in the rain』。もう!みてるこっちが、オシャレになったんじゃないかと錯覚させるこのチョイス。音楽と二人の絡みがね、本当に綺麗なんですわ。もう、二人の仲の良かったあの時やこの時のシーンがなぜか私の思い出となって頭の中で再生されて勝手にエモくなってるんですわ。(誰)

 

『stand by your man』が使われているおラブシーン

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『Something in the rain』が使われているちょい切ないシーン

(サムネはおラブってますが)

youtu.be

 

あとね、わたし年末授賞式とかでの芸能人のreaction動画をみるのが大好物人間なんですが、2018年の10月24日にソウルで開催された大韓民国大衆文化芸術賞にて『stand by your man』が披露されいて、それをBTSが鑑賞しているreaction動画がyoutubeにupされているんです!著作権が怖いのでこちらには貼れないのですが、こっそり、”181024 BTS”で検索かけてみてください。曲の途中できゃっきゃして嬉しそうにしている少年団たちがめちゃくちゃ可愛ので。。

 

まとめ

ドラマを見終わった後はどうしてもどこかに思いをぶつけたくて、このブログを活用させていただいているわけですが、今回このドラマを見終えまして私が最後に声を大にして言いたいのは、

 

だぁーーーーーーーっ!!へイン君みたいな人いませんか...!!(結局)

 

まんまとね、やっぱりへイン君売り出し戦略にハマってしまいました。へイン君このドラマで人気急上昇したとのことですが、納得でしかない。しかも、へイン君わたしより年上なんですが、なんですか、あの圧倒的年下感...!!ずるい!しかも、めちゃくちゃ寛容で包容力がある年下という役柄が見事にハマってるんですよ。完璧が過ぎる。。

 

というわけで、このまま流れにのってお次はへイン君とハン・ジミン主演の『ある春の夜に』視聴してこようと思います。

 

ちょっと熱がこもりすぎて酒をのんでいるのかというくらい乱文になってしまいましたが、ここまでご覧いただきありがとうございました!

 

それでは。